箱館戦争の歴史を後世に伝える「第57回箱館五稜郭祭」(協賛会主催)が16、17の両日、函館市内で開かれる。2年ぶりに「土方歳三コンテスト」が復活し五稜郭公園特設ステージであるほか、新たに小学生以下が対象の「ちびっこ土方コレクション」と史実に基づいた無血入場行進などを企画する。
箱館五稜郭祭は、1970年から開催。これまでは戦争当時の旧幕府軍や官軍に扮し行啓通で戦闘パフォーマンスを披露する維新行列、音楽パレードなどを行っていたが、昨年から祭りの内容を見直しリニューアルした。今年も昨年に続き同公園の郭内にステージを設け、殺陣の演劇や吹奏楽演奏、歌、ダンスなど多彩なパフォーマンスを繰り広げる。
初日は、午前中に碑前祭とし「中島三郎助父子最後之地」碑前や「碧血碑」前、「土方歳三最期之地」碑前、五稜郭タワー「箱館戦争供養塔」前の4カ所で戦死者を悼む。復活の土方歳三コンテストは午後1時半から公園特設ステージで行う。土方コレクションは同3時半からの予定。
17日のステージイベントは、午前10時から函館の講釈師、荒到夢形さんが講談で五稜郭の歴史を紹介する。その後、同10時半から、一の橋広場や箱館奉行所、特設ステージで無血入場行進がある。このほかのスケジュールは▽浦賀芝浜社中の二人芝居(同11時20分~)▽日野ちばい塾の真剣抜刀術披露(同11時50分~)▽自衛隊第11音楽隊の演奏(午後1時~)▽閉会宣言、紅白餅まき(同4時~)―など。雨天中止。
また、両日共通の特別な催しとし、郭内で「五稜郭コスチュームプレイヤー大集合」、一の橋手前広場で軍艦「開陽丸」と黒船「ポーハタン」の展示や、キッチンカーの出店もある。
協賛会事務局は「祭りとして長い歴史がある。今まで携わった関係者の思いを絶やすことなく、しっかり次の世代につないでいきたい。ぜひ多くの人に訪れてほしい」と祭りをPRする。
祭りの詳細は公式ホームページへ。(竹田 亘)



