北海道新幹線が26日で開業10周年を迎えるのに合わせて21日、新函館北斗駅と同駅イベント広場で記念セレモニーが行われた。大勢の市民や鉄道ファンが足を運び、節目の年を祝った。
同セレモニーは、北海道新幹線建設促進道南地方期成会(池田達雄北斗市長)JR北海道(綿貫泰之社長)などの主催。
同イベント広場で行われたオープニングセレモニーは、陸上自衛隊北部方面音楽隊の演奏でスタート。航空自衛隊第2航空団のF―15戦闘機の展示飛行が行われ、観客からは大きな歓声と拍手が起こった。また開業10周年「特命《盛り上げ》駅長」の漫才コンビ「中川家」礼二さんが登場しトークショーを行った。
同駅2階の新幹線改札内では新幹線オブジェ除幕式が行われた。同新幹線と”同い年”の北斗市市渡小学校の5年生が装飾した新幹線「E5系はやぶさ」のオブジェがお披露目された。同校代表の5年生、山下柊斗君は「僕は北海道新幹線のかっこいい緑の車体を見ながら育った。これから先、新幹線が気軽に乗れて、みんながわくわくして楽しめる乗り物であってほしい」とした上で「次の10年も新幹線が沢山の人の夢や思い出を運んでくれることを願っています」とあいさつした。
10周年を祝って行われた鏡開きには、綿貫社長をはじめとし、鈴木直道北海道知事や池田市長、大泉潤函館市長らが参列した。綿貫社長は「2016年の開業以来、多くの方々の尽力によってここまでたどり着けた。新幹線はただの移動手段ではなく、人と人、地域と地域をつなぐ未来への架け橋として、さらなる発展を目指していく」と決意を新たにした。
関係者が到着したはやぶさ5号の乗客を出迎えた後、12時48分発のはやぶさ24号の出発式をホームで行った。出発式では、テープカットが行われ、礼二さんの出発合図で同新幹線が東京駅へ向かって出発。来場者が手を振って見送った。(中島遼泰郎)



