まちづくり五稜郭(久保一夫社長)は11、12の両日午前11時から、函館市五稜郭町の道立函館美術館と市芸術ホール前広場で、毎月恒例のチャレンジマーケット「ヒトハコ市」を開く昨年に続き、秋の特別企画として、道南で活躍するアーティストが音楽や絵画などを披露するイベントも同時開催グルメと芸術を楽しんでもらう
ヒトハコ市には飲食店や雑貨店など約25店が出店初登場の「CafeJACK」(高丘町2)は、オリジナルメニューの「ジャックライス」を500円で提供トマトジュースとスープで炊いたご飯の上に、ひき肉の入ったカレー風味のあんをたっぷりかけたのが特徴で、オーナーの関吉美さん(40)は「何度食べても飽きない味が学生に大人気」と話す
「アートライン藝術の小路」と題したイベントは、函館・近郊の芸術家11人が絵画や陶器などを展示音楽パフォーマンスもあり、地元で活躍する「YOSHIMURA4」など11組が、ジャズや弾き語りなどで会場を盛り上げるこのほか、プラスチックの板を使ったキーホルダー作りなども用意する
アート部門の責任者で、自身も作品を並べる佐々木洋輔さん(35)は、「さまざまなジャンルの作品を一度に楽しめる絶好の機会気軽に足を運んで」と来場を呼び掛けている
午後5時まで(12日は同4時まで)期間中、同美術館で開催する特別展の入場料が割り引きになるほか、常設展は無料で見ることができる問い合わせは同社(?0138・56・1110)へ(山田大輔)