【鹿部】道南初開催の空の祭典「2015北海道スカイスポーツフェアin鹿部」(北海道スカイスポーツ協会主催)が30日、鹿部飛行場(町本別450)で開かれた大勢の家族連れらが訪れ、スカイダイビングのデモンストレーションやモーターグライダーの地上展示などを間近で楽しんだ
「鹿部の空で感じよう、道南の風」をテーマに、スカイスポーツにまつわるさまざまなイベントが登場この日は早朝の悪天候のため、熱気球係留フライトとヘリコプター体験搭乗が中止にそれでも町旗返還セレモニーを兼ねたスカイダイビングのデモでは、スカイダイバーが青空を悠然と滑空し、見事観客の目の前に着陸するパフォーマンスで会場を沸かせた
セレモニーでは川村茂町長が「鹿部町の地でスカイスポーツの素晴らしさを体験してほしい」と歓迎のあいさつ会場ではハンググライダー体験や竹とんぼ、たこづくり教室が開かれたほか、鹿部中学校吹奏楽部による演奏が披露され、来場者は思い思いのひと時を過ごしていた
友人らとデモフライトを見学していた尾札部中3年の前野亮君(15)は「モーターグライダーが飛んでいるところを、はじめてこんな近くで見たすごくかっこよかったし、迫力があった」と興奮していた(野口賢清)