【七飯】道内1位のカーネーション出荷量を誇る七飯町で、共同選別作業が始まっているJA新はこだて七飯基幹支店ななえ農産センター(大中山7)では、黄色やピンクなど色彩豊かな切り花を全国へ送りだしている
共選は今月2日からスタート現在は火、金、日曜の週3回受け入れている作業場では、パート従業員約60人が手際良く選別、箱詰めしており、1日約3万本を出荷している
今月中に受け入れを週6回に拡大、最盛期の7、8月には1日約30万本を扱う年間出荷計画は約1500万本に上り、共選は11月末まで続く
七飯町と北斗市の45戸が夏場を中心にスプレー系、スタンダード系合わせて約160種を栽培、品種への多様なニーズに対応する
同支店花卉(かき)課の白石英帝人(ひでと)係長は「生育は平年並みまだ数量は少なめだが、天候が良くなれば出荷が増え、今月末には出そろうだろう」と話している(山崎大和)