遺愛女子高校(福島基輝校長)で2月29日、第72回卒業礼拝式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マスク着用など対策を講じ、内容も簡略化して実施。卒業生206人の門出をささやかに祝った。
在校生の出席をとりやめたほか、代表生徒が卒業証書を受け取り、祝辞や歌を省き時間を大幅に短縮した。卒業生は3年間の学生生活での思い出などをかみしめながら賛美歌や最後となる校歌を斉唱した。
福島校長は式辞で盛大に祝福できず申し訳ないと頭を下げ、「周りに希望を与える存在になってほしい」とエールを送った。(小杉貴洋)