- 函館市中央図書館、7月18日午後1時半
同会(船矢美幸会長)は昨年、市文化賞を受賞し、その記念公演。作品の著者、熊谷達也さんは仙台出身の作家。東日本大震災後に小説新潮で「海峡の絆」として連載し刊行時に「烈風のレクイエム」「海峡の鎮魂歌」と改題した。1934(昭和9)年3月の函館大火、45(同20)年7月の函館空襲、54(同29)年9月の洞爺丸台風と20年の間に函館が見舞われた災害などを生き抜いた潜水夫の男の喪失と再生の物語。当時の函館の雰囲気が分かる写真や音を交えながら全編を朗読する。入場無料。定員は150人。午後3時半終演予定。問い合わせは事務局(0138・55・5316)へ。