- 函館市芸術ホール、午後2時
40代から85歳までの約30人が出演。七飯町在住の芥川賞作家の新井満さんが作曲した5曲を佐々木茂道教育大名誉教授が合唱用に編曲した「千の風になって~新井満の世界」を披露。多彩なプログラムで楽しませる。新井さんの作品は石川啄木の短歌に曲を付けた「ふるさとの山に向かひて」、アイヌ民族の秋辺デボさんと作詞した「イランカラプテ~君に逢えてよかった~」(プは小文字)など5曲を第4部で演奏。また、フィンランドとの国交100周年を記念し、5月に同国の男声合唱団「エスミラ」の来函公演を控えていることから、第3部は「フィンランドの調べ」と題して、シベリウス作曲の「フィンランディア」などを集めた。このほか、星野富弘作詩、千原英喜作曲の男声合唱組曲「明日へ続く道」などを演奏する。指揮は1、2部が濱田陽一さん、3、4部が島昌之さん、ピアノは堀川眞智子さんが担当する。開場は午後1時半。前売り券1000円(当日は200円増)、高校生以下無料。問い合わせは大山さん(0138・56・8737)へ。