独自の音楽スタイルを繰り広げるピアニストで作曲家の加古隆さん率いる「加古隆クァルテット」の演奏会。加古さんは東京芸術大学・大学院作曲科卒業。パリ国立高等音楽院で現代音楽の巨匠オリビア・メシアンに師事していた１９７３年にパリでフリージャズピアニストとしてデビュー。作曲家としての代表作には、ＮＨＫ放送局ギャラリースペシャル「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」などがあり、ピアニストとしては音色の美しさから「ピアノの詩人」とも呼ばれている。今回はバイオリンに相川麻里子さん、ビオラに南かおりさん、チェロに植木昭雄さんを迎え、４人編成で「映画音楽セレクション」と銘打って、加古さんの名曲を披露する。コンサートを聞くためには、同会への入会が必要。入会金１０００円、月会費２０００円で、同会が主催する年６回ほどのコンサートを鑑賞できる（高校生以下はいずれも半額）。会員は最低１年間の継続が必要となる。問い合わせは同会（０１３８・３２・１７７３、午前１０時～午後６時、土日は休み）