道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP、千歳市)や自治体で構成する「北海道内7空港利用促進実行委」は、道民の旅行機運の醸成に向けた「旅を描こう。空旅グランプリ」を実施し、国内外問わず道内発着の旅行プランを3月3日まで募集している。
実行委はHAPや函館市など空港が所在する道内10市町で組織。道の航空需要創出に向けた広域連携事業補助金を活用し企画した。
函館空港や市内公共施設などに設置する応募用紙に「あなたが思い描く理想の空旅」をテーマに、道内空港発着の航空路線を活用した旅行プランをイラストなどを交えてまとめる。入賞作品には景品を用意し、最優秀賞(1人)はJTBトラベルギフト10万円分、優秀賞(10人)は同ギフト3万円分、入賞(50人)は石屋製菓の菓子詰め合わせ「北海道エアポートセレクション」、特別賞は航空各社の航空券など。
応募はウェブで「空旅グランプリ」と検索し、特設サイトから。応募用紙は同ページからもダウンロードできる。入賞作品の一部は空港などで展示するほか、HAPが運営するメディアなどで紹介する。
HAP函館空港事業所営業課の小上杏子副主幹は「1日に新規就航したスターラックス航空による台北直行便を使った台湾旅行などわくわくするようなプランをぜひ送ってほしい」と呼び掛ける。
問い合わせはHAP本社内の実行委事務局(0123・46・2990)へ。(飯尾遼太)