ベンチャー企業のAIハヤブサ(函館市桔梗町、村松洋明社長)は17日、函館地域の特産物ガゴメコンブに含まれる有効成分「フコイダン」を活用し、化粧品をはじめとした新商品開発に関する基本協定を台湾の研究機関や企業と締結した。美容液とクリームがすでに台湾で販売しており、今後の商品化の拡大が期待される。
AIハヤブサは2017年創業で、AI画像認識ソフトを開発する工業用顕微鏡メーカー。ガゴメコンブの有効抽出成分の活用について台湾の研究機関と共同研究したことが、協定締結のきっかけ。
市国際水産・海洋総合研究センター(弁天町)であった締結式には、村松社長のほか、台湾金属センターのリン・レンイー理事長、智能未来科技のホアン・チーミン副会長、慧穎バイオテクノロジーのシエ・ジェン社長が出席。商品開発のほか、ガゴメコンブの産地の函館市のPR、関連商品の台湾での認知度向上、道内の地域活性化を目指すことを確認した。
村松社長は「北海道ならではの素材で世界へ広めていくことも函館の地で誕生した会社の使命の一つ。こうした仕事の流れがまた、AI開発業務にも展開することを確信している」と力を込めた。
今後について関係者は、シャンプーやコンディショナーを開発中で、健康食品の開発計画もあるという。まずは台湾で販売実績をつくり、日本国内への逆輸入、商品展開を見据える。(竹田 亘)



