市立函館保健所は25日、函館市内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、今月12~24日にかけて市内の医療機関で職員と患者計6人の感染が判明し、同保健所は市内10例目のクラスター(感染者集団)と認定した。市内での感染者数は累計752人となった。
同保健所によると、新規感染者は60代男性、70代の男性と女性各1人、80代の男性と女性各1人、年代性別非公表1人の計6人。このうち70代女性と80代男性は市内患者の接触者。ほか4人の感染経路は不明。
70代男性と80代女性は中等症で、市内および管内の指定医療機関に入院している。ほかの4人は軽症だが、年代性別非公表の1人は市内の医療機関に入院している。全員が会話可能。6人に海外渡航歴や流行地への滞在歴はなかった。
また、同保健所は新たなクラスターが発生した医療機関名を非公表としている。