日本中央競馬会(JRA)函館競馬場で10日に開幕する函館競馬を前に、競走馬の調教が本格化している。8日現在、約600頭が入厩。早朝から調教場で体を動かし、レースに向けたトレーニングに励んでいる。
今年の函館競馬に向けては5月18日から競走馬のが入厩が始まった。入厩する頭数がピークを迎えるのは6月末ごろで、約700頭になるという。
調教は気温の低い午前5時ごろから、競走馬が厩舎エリアから出てウオーミングアップ。調教場が開放されると馬場入りし、騎手らを背にウッドチップコースやダートコースを疾走。レースに備え、1頭20~30分程度体を動かした。
競走馬の入厩期間は、札幌競馬場で行われる札幌競馬(7月22日~9月3日)最終週前週の8月24日まで。(飯尾遼太)