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復旧作業始まる 森の貨物列車脱線 函館―長万部で代行バス

 【森】16日未明に森町のJR函館線森―石倉駅間で発生した貨物列車の脱線事故で、JR北海道は17日、現場の鷲ノ木道路踏切の枕木や破断したレールを交換する復旧作業を始めた。復旧の見通しは立っておらず、同社は同日、函館―長万部間を往復する代行バスの運行を始めた。18日も運行する。
 事故は16日午前1時40分ごろ、森―石倉駅間を走行中のJR貨物の貨物列車(機関車含む21両)が鷲ノ木道路踏切付近で5両が脱線。けが人はいなかった。
 16日に国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が現場入りし、脱線の痕跡や事故原因を調べた。同日中に調査が終了したことから、両社が復旧作業を開始した。
 JR貨物が16日夜から17日にかけて、脱線した貨車をジャッキなどを使用して線路に戻す作業や車両の点検を行った。JR北海道も午前8時半ごろから、破断したレールや、脱線の際に傷ついた枕木の交換作業に追われた。
 事故の影響で17日も特急や普通列車に17本が運休した。JR北海道は17、18の両日、札幌―長万部間を往復する特急北斗4往復と、接続する函館―長万部駅間の代行バスを運行。19日以降については決まり次第発表するとしている。
 JR函館駅では、長万部発札幌行きの特急北斗に乗車するため、接続の代行バスを待つ乗客らで混雑した。足止めで函館市内のホテルに1泊した室蘭市の会社員、神島昌也さん(49)は「出張で仙台から室蘭に帰る予定だったが、急きょ宿を探した。こんなことは初めて」と話し、バスに乗り込んだ。姉の見舞いのため、函館を訪れていたという札幌市のパート従業員、須藤晴美さん(68)は「不便なことになったけれど、無事に(札幌に)帰れそう」と安どの様子だった。










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