函館市と市社会福祉協議会は20日、市内で5年連続、最高齢者となった澤辺ウメさん(110)に対し、祝品を贈り長寿を祝った。
この日は、市の平井尚子保健福祉部長と市社協の坂野事務局長らが恵山恵愛会(柏野町117)を訪問。澤辺さんの希望により、市からはスウェット上下、市社協からはパジャマ上下を贈った。平井部長は「最高齢の記録を更新する勢いで来年もお会いできたらうれしく思う。楽しい人生を送って下さい」とあいさつ。澤辺さんは「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
市によると、澤辺さんは道内の女性では4番目の長寿者。自宅にいたときは、ブルーベリーに似た果実〝コマシゲ〟を毎日7粒食べていたという。今年3月から同施設のショートステイを利用し、8月から本入所している。筆談でコミュニケーションを図る時もあるが、毎日3食の食事を自分で食べており、元気に過ごしている。(木村京子)