9月7、8日に開かれる道南最大の食の祭典「はこだてグルメサーカス2019」(実行委主催)の事業内容が決まった。昨年は胆振東部地震の影響で中止となり、2年ぶりの開催。過去最多となる161ブース(新規36ブース)が出店する。被災地の胆振、日高地区からの出店は復興支援に対する感謝を込めて「ニッタンサンクス!フェア」として特別企画を展開。そのほか、ご当地グルメや多彩なイベントが楽しめる。
特別企画は太陽パーキングで開かれ、厚真町の「あづまジンギスカン本舗」「ハスカップファーム山口農園」に加え、日胆エリアのご当地食材を使用した特別メニューを提供する厨房設備を備えた車両「nittanサンクスキッチン」などが出店。抽選会やアイヌ古式舞踊ステージなどもある。
はこだてグリーンプラザは毎回恒例の「開港都市と姉妹都市のひろば」「翼でつながるひろば」「函館と東北6県、埼玉、北関東のひろば」、函館朝市第一駐車場は「みなみ北海道ひろば」として、ご当地グルメが楽しめる。函館市内出店者はワンコインの特別メニューを出店する。青森ねぶた祭ステージや函館出身の大石まどかさん、福島和可菜さんのライブステージなども行われる。
開催時間は午前10時~午後5時(8日は同4時)。飲食できる座席を約1700席用意する。
このほか、道内で行われるさっぽろオータムフェスト、とかちマルシェ、旭川の北の恵み食べマルシェと連携し、賞品が当たる四大グルメイベントスタンプラリーも実施。JR函館駅では宮城・仙台銘品フェアも行われる。時間は午前10時から午後6時(最終日は同4時まで)。
28日に函館市役所で実行委の今年度2回目の会合があり、事業内容案が承認された。(小杉貴洋)