ホテルテトラ(函館市梁川町17、三浦孝司社長)は23日、恒例の屋上ビアガーデンを開始した。初日は4組26人の予約が入り、ジンギスカン鍋を囲みながら冷えたビールを味わった。
春の大型連休を前に毎年この時期に営業を開始。屋外席は最大250人、屋内席は60人が利用できる。同ホテルは「台湾や中国の宿泊者も増えているので、外国人客にもPRしてジンギスカン文化を広めたい」とする。
職場の有志7人で訪れた公務員新栄克俊さん(41)らは、鍋で肉や野菜が焼けるのを待ってビールで乾杯した。新栄さんは「ジンギスカンは北海道らしい食べ物。みんなで同じものを囲んで食べるので、さらにおいしく感じます」と話していた。
同ホテルは「創立当初から続くビアガーデンを今年もご愛顧いただきたい。夏場の週末は早めの予約を」としている。9月末まで。午後5時から営業。ジンギスカンとビールなどの食べ飲み放題(2時間)で1人4000円(税込み)。問い合わせは同ホテル(☎0138・55・1818)へ。(今井正一)