「京都老舗まつり」が21日、丸井今井函館店(函館市本町)で始まった。来店客は京都を代表する食や工芸品を買い求め、舞妓との記念撮影を楽しんだ。開催は26日まで。
同店の五稜郭移転50周年を記念した企画で、京都府、京都府物産協会の主催。初日は雨に見舞われたが、色鮮やかな「ばらずし」や漬物、甘味などを購入する客でにぎわった。
聖護院八ツ橋総本店は生地にきな粉をまぶし、あんを包む機械を持ち込んで実演。正午ごろはわらび餅やにしんそばを提供するフードコーナーに列ができた。
市内の三上悦子さん(70)は「京都の物産展はいつも珍しい物が並ぶ。すき焼きと卵をはさんだサンドイッチを買いました」と満足そうに話した。
21、22の両日は祇園の舞妓、小花さんが舞や扇を投げるお座敷遊びを披露し、記念撮影に応じた。22日は午前11時、午後1時に予定している。
午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。(深津慶太)