仙台商工会議所は25日、8月6~8日に行われる仙台七夕まつりをPRするため、五稜郭タワー(函館市五稜郭町)アトリウムに全長4メートルの笹飾り5本を設置した。色とりどりの和紙で作られた豪華絢爛(けんらん)な飾りは、地元住民や観光客の注目を集めている。設置は7月10日まで。
仙台七夕は、江戸時代初期から続く伝統行事で東北六魂祭の一つにも数えられる。まつりの期間中は街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされ、毎年200万人を超える観光客が訪れる。
今回、まつりの事務局を務める同会議所が、新幹線でつながった道南からの誘客を図ろうと、実際に仙台の商店街で使われている5色の笹飾りを設置した。
函館北美原小学校6年の大畑和香奈さん(11)は「とても色がきれい。牛タンが大好きなので、いつか新幹線で仙台に行ってみたい」と話していた。(金子真人)