【七飯】北海道新幹線開業に伴うダイヤ改正で、JR函館線を走る特急「スーパー北斗」「北斗」(函館-札幌)はすべて新函館北斗駅に停車する。このため、函館発の下り列車が七飯-大沼間の藤城線(通称)を走る姿は、25日が最後となる。
函館線は明治時代に開業。当時は七飯から渡島大野、仁山を経由していたが、仁山付近は急こう配のため、1966年10月に勾配が緩やかな藤城線が開通した。七飯駅から高架橋で七飯町本町付近を通る。函館-札幌の特急列車は、下りが藤城線経由、上りが仁山経由となっている。
JR北海道は北海道新幹線の乗り継ぎを便利にするため「スーパー北斗」などはすべて新函館北斗駅停車に変更する。これまで親しまれた「渡島大野駅」の名称は25日までで、26日から新函館北斗駅となる。(山崎純一)