リージェントセブンシーズクルーズ社(米国)のクルーズ客船「セブンシーズ・エクスプローラー」が16日、函館港若松埠頭(ふとう)に初入港した。同社最大の船で、全客室バルコニー付きのスイートが特徴。ラグジュアリー(豪華)な船旅を楽しむ1216人(乗客673人、乗員543人)が春の函館観光を満喫した。
同船は午前7時に接岸。船内では初寄港を記念し、田畑浩文副市長らが参加して歓迎セレモニーを開いた。船内は412平方メートルのスパ付きリージェントスイートがあり、4つのレストランでアジア料理やイタリアンなどが楽しめる。客室数は366室。
米国やカナダ人中心の乗客は下船後、大型バスやタクシーに乗り込んで早速、函館観光に向かった。同日午後5時に次の寄港地小樽へ出港した。
函館港には今年度、同船を含む9隻が初寄港する予定。(山崎大和)