エゾシカ肉の魅力を発信する「エゾシカウイーク2019」(4~11日)に合わせ、函館市内6店舗で創意工夫したエゾシカ料理を提供している。このうち炭火居酒屋炎函館五稜郭店(本町25)では、エゾシカ肉の素朴な味が楽しめる「シカ串」が期間限定でメニューに並び、エゾシカ肉が持つ食材としての魅力を紹介している。
道環境生活部環境局生物多様性保全課の主催。エゾシカ肉は鉄分が豊富で高タンパク、低脂肪なヘルシー食材として注目を集めている。「エゾシカ料理を楽しむ1週間」と題して期間中、企画に参加する道内140店以上でエゾシカ料理を提供。渡島では同店を含む居酒屋やフレンチ、イタリアンレストランなど計6店舗が参加。それぞれ趣向を凝らした料理を用意している。
同店ではエゾシカ肉の食感や素材本来の味が楽しめるシカ串(税抜き290円)を、各日数量限定で提供。同店は「うまみを閉じ込め柔らかく仕上げている。臭みもないので食べやすい」と勧めている。(野口賢清)
このほかの市内参加店は次の通り。
▽イタリアンゴーゴー(末広町13)▽炭火焼肉藤(川原町7)▽旬味千(梁川町22)、▽BISTRO HAKU(本通1)▽函館海鮮居酒屋魚まさ五稜郭総本店(本町4)