【七飯】利用者らから要望の多かったドッグランが24日、道の駅「なないろ・ななえ」近くにグランドオープンした。〝みんなでつくろう〟という意味も込めてクラウドファンディング(CF)で必要な資金を募集し、わずか1カ月ほどで目標金額に達した。道の駅を運営する町振興公社(山川俊郎代表理事)は「愛犬とともに楽しく過ごしてほしい」と期待する。
同公社によると、これまで、敷地内の小公園「ポケットパーク」でも愛犬との散歩が可能だったが、リードをつけた状態での散歩に限られていた。道の駅の利用者アンケートなどでは「ドッグランを開設してほしい」などの要望が多数寄せられていたといい、3年ほど前から本格的に開設の動きが強まった。
必要な資金を得るためにCFを実施。目標金額100万円に対し、1カ月ほどで76件の団体や個人が趣旨に賛同。目標を超える119万円が集まった。
完成したのは小型犬用のスペースが約500平方メートル、中・大型犬用が約640平方メートル。全面芝が張られている。利用は無料で、利用時間は原則午前7時15分から午後6時まで。
オープニングでは、山川代表理事が「さまざまな皆さんの協力を得てオープンできることになった。末永くこの道の駅のドッグランを快適に使っていただくために管理に力を注いでいく」とあいさつした。続いて、杉原太町長が「ワンちゃんもご家族同様です。一緒に旅行する中、少しでもリラックスできる場所です」と話した。その後、支援者の愛犬名や企業の名前が入った銘板の除幕式、テープカットが行われオープンを祝った。
開場前にはすでに30人ほどの利用者が集まり、オープンすると続々と入場。七飯町産のリンゴを使用した犬用おやつ「ワンだフルーツ」が先着限定で配られた。この日のため、愛犬のポメラニアン「ましろ」とともに札幌から来たという会社員、金子佳奈さん(26)は「リードを外して走らせる場所はほとんどない。広く、思い切り走れるなど楽しめる場所です。また来ます」と愛犬と一緒に喜んでいた。(横山蔵利)



