道南の公立高校で3月1日、卒業式が行われた。市立函館高校(佐紺摂子校長)では、卒業生192人が希望を胸に新たな一歩を踏み出した。
卒業証書授与では、卒業生全員の名前が読み上げられ、一人一人が(校長)から卒業証書を受け取った。
佐紺校長は「皆さんは、函館学や地域探求学習で函館の伝統や文化を学び、地域の課題や将来を考えた。皆さんが考えたことは、どの地域にとっても関係する問題。学びを日々の生活や探求に生かしてほしい。函館で高校生活を過ごしたことを誇りに思い、充実した毎日を過ごしてほしい」と祝辞を述べた。来賓代表の大泉潤市長は「これからも自分の夢や志を高く持ち、一人一人にとっての何かを追い求めてください」と激励した。
在校生を代表して、近藤詩音さん(2年)は「皆さんが築いてきた温かい校風をこれからも大切にしたいと強く感じている。皆さんが示して来た背中を忘れずに、私たちもまた胸を張って歩んでいく」と述べた。
卒業生代表の又地萌衣さんは「私たちが生まれた年に開校した市立函館高校は、私たちと同じ年月を重ねながら歩んできた。その学びやで3年間を過ごし、この日を迎えることに不思議な縁を感じる」とした上で「3年間で築いた絆は、これから心の支えになってくれると確信している。進む道はそれぞれだが、挑戦し続けていく」と誓った。(中島遼泰郎)



