- 函館市地域交流まちづくりセンター、5月9日まで
幕末以降の函館での出来事を紹介する。同会の野戸崇治代表が掘り起こした資料を紹介するパネル22点、古地図15枚を展示する。戊辰戦争に関わる松前藩のエピソードや仏ブザンソン美術館にも伝わる蠣崎波響によるアイヌ民族を描いた「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」についての紹介も。また、1897年ごろに日高・新冠で撮られた白い馬の写真は、仏皇帝ナポレオン三世が徳川家に送った馬の子。昨年の函館競馬でデビューし、今年の牝馬クラシック戦線で活躍中の白毛馬「ソダシ」にちなみ、写真からひもとく歴史の面白さを伝えている。