「夏の甲子園」につながる第98回全国高校野球選手権大会南北海道大会函館支部予選(道高野連など主催)は27日、オーシャンスタジアムで1回戦3試合を行った。この日の函館は22日以来に青空が広がり夏を感じさせる天気となり、球児は夢の大舞台に向け熱戦を展開した。
大会は23チームが3ブロックで争い、各ブロックの優勝校が南北海道大会へ進む。開幕は25日だったが、雨のため入場行進を行わない簡易的な開会式のみとなり、26日は函館マラソン開催で球場が使えないことで、この日からの試合となった。開会式の入場行進で花道に置かれる予定だった、大野農業高校園芸科が準備したベゴニアの花は、来場者に配布された。
第1試合の奥尻・福島商連合対八雲は1-0で奥尻・福島商連合、第2試合の上ノ国・松前連合対大野農は7-0(7回コールド)は上ノ国・松前連合が勝ち、連合の2チームが2回戦へ進出した。
大会は7月3日は隣接する函館市千代台公園陸上競技場でサッカーJ2公式戦が行われるため休みとなり、決勝は同4日を予定。南北海道大会は同16日から札幌円山球場で行われる。(山崎純一)