日本中央競馬会(JRA)函館競馬場(駒場町12)は、今年開設130周年を迎える感謝を込め、27日から函館市電のラッピング車両を運行する。また、場内には特別装飾を行い、節目を記念した開催を盛り上げていく。
ラッピング車両は「らっくる号」を使用。JRAでは東京競馬場や小倉競馬場に向かう電車などでラッピング車両はあったが、市民や観光客に親しまれている市電で行うのは函館ならでは。JRAの競馬場で唯一、観覧席から海が見えることで青を基調とした。
左右側面でデザインは異なり、シンプルに「函館競馬場130周年」を大きく打ち出した面と、「レガレイラ」、「ソダシ」など函館競馬場で初勝利し、後にGⅠレースで活躍するまでに飛躍した名馬7頭を、実際に1勝目を挙げた写真で紹介。下部には芝をデザインし、躍動感を与えている。
両面に入る130周年記念ロゴは、函館山やロープウエー、全国の競馬場で函館のみの「馬の温泉」に漬かる競走馬、文字の「1」は函館名物イカを模しており、函館を象徴するモチーフと遊び心が高揚感あるブルーなどで描かれている。走行は年内まで。
場内の特別装飾は2カ所で、過去の観客スタンドの写真を並べたもの(幅11メートル、高さ3メートル)と、イカが描かれた勝負服の騎手2人が「コレカラモ」、「コノマチトトモニ」のゼッケンを付けた馬で争うステンドグラス風の絵(幅12メートル、高さ7・5メートル)がある。12月27日まで、函館競馬開催日、パークウインズ営業日のみ観覧できる。
楠野哲也場長は「市電のラッピングや記念ロゴは130年間、山や海、温泉がある函館で市民の皆さまと共に歩んできたことに感謝を示した。競馬ファンのみならずファミリーでも来場していただく開催としたい」と話している。
函館競馬は6月13日から7月19日までの毎週土・日に開催。開設130周年を記念した特別サイトが26日からプレサイトを公開(本サイトは4月下旬からの予定)。インスタグラムを開設した記念キャンペーンなどの情報を掲載している。(山崎純一)



