【北斗】市細入のビニールハウスで、有機栽培で育てた紫アスパラガスの収穫が始まった。春先は甘みが強いのが特徴で、ポリフェノールの一種「アントシアニン」をたっぷり含んだ紫アスパラがぐんぐん伸びている。
有機栽培で農産物を生産する「ソーシャル・エイジェンシー」(函館市富岡町1、榊清市社長)が、無加温ハウス3棟と露地で作る。ハウスものは例年並みの3月下旬に収穫が始まり、5~6月がピークで8月末まで続く。畑の残さや牛ふんなどを混ぜた自家製堆肥にEM菌(微生物)を散布し、1年寝かせて使っており、土壌の力を生かした生産をしている。
サイズはSS~特大で、中心のM~Lは100グラムあたり約500円で販売。1本からグラム数に応じて販売する。自社直売所「道南有機の里」(富岡町1、水曜定休)や、細入の農場(日曜定休)で扱う。
今年の生育は平年並みで、製品用の長さ25~26センチの紫アスパラがたくさん育っている。
農場管理者の林清美さん(61)は「スライスして生食サラダで食べると、甘みがより感じられる。加熱し過ぎると深い緑色に変わるので、色を楽しむ場合は、できるだけ短時間の調理がお薦め。グラタンや天ぷら、パスタなどによく合う」と話している。
(山崎大和)



