【七飯】大沼体験観光づくり実行委(宮崎秀一委員長、事務局・町)は、体験型コンテンツのプロモーション動画を制作し、26日に公開を始めた。夏の大沼を舞台に、自転車やカヌー、ゴルフなどのアクティビティー(屋外で行う体を使った活動)を楽しむシーンを盛り込んでおり、町外から人を呼び込むきっかけづくりにしたい考え。
アクティビティーに特化した動画制作は、今回が初めて。函館にはない魅力として町内でできるアクティビティーに着目、道観光振興機構の補助事業を活用した。
動画には自転車やカヌー、ゴルフ、ヨガ、キャンプ、パラグライダー、登山、ノルディックウオーキングなどが登場。実体験の目線を大切に撮影し、時間は1分32秒。
町は教育旅行の誘致、観光プロモーションに活用する考えで「今後、秋冬のアクティビティーも取り入れていきたい」(商工労働観光課)とする。
同課の柴田和弘観光係長は「町民でさえ、大沼でできるアクティビティーを知らない人も多い。町民に知ってもらえれば、観光客にも来てもらえる」と話す。
動画は町公式ユーチューブで公開。問い合わせは同課(0138・65・2517)へ。(山崎大和)