道南最大のグルメイベント「はこだてグルメサーカス2024」(実行委主催)が9月7、8の両日、はこだてグリーンプラザと太陽パーキング(いずれも松風町)で開かれる。今年は94団体が103ブースを展開し、函館や道南、全国各地から多彩な食が集結。同日開催の「黒船サーカス2024」と連動したスタンプラリーも企画する。
8月27日に市役所で開かれた第2回実行委で開催概要を承認。会合で田畑浩文副市長は「観光客が旅行先に函館を選ぶ理由はグルメ。『食の都函館』を発信するイベントとして寄せられる期待と果たす役割は大きい」と力を込めた。
会場では道南エリアや函館と空の便でつながる都市、函館ゆかりの各地などのカテゴリーごとに出店し、肉料理や麺類、弁当、スイーツなど豊富に軒を連ねる。上ノ国町のほか、胆振管内の白老町、むかわ町、日高管内新ひだか町などから初出店し、白老牛ハンバーグサンドやむかわ豚串などを販売する。時間は午前10時~午後5時で最終日は午後4時まで。
両日は会場周辺の交通渋滞緩和や公共交通の利用促進を図るため、交通系ICカード「ICASnimoca」(イカスニモカ)でイベント会場周辺の指定停留所までバス、市電を利用すると、市内から出店の10店舗で税込み2000円以上購入ごとに300ポイントを進呈するキャンペーンを実施。緑の島で開催する「黒船サーカス2024」とグルメサーカスの会場を巡り、デジタルスタンプラリーでスタンプを集めると、抽選で景品が当たる合同企画も用意。両会場を往復する無料シャトルバスも運行する。
また、とかちマルシェ(帯広市、8月30日~9月1日)、さっぽろオータムフェスト(札幌市、9月6日~29日)、北の恵み食べマルシェ(旭川市、同14~16日)と連携した「四大グルメイベントスタンプラリー」も昨年に続き実施する。(飯尾遼太)