【七飯】大沼国定公園では、ブナなどの新緑がさわやかに色付いている。
暖冬の影響で、今年の大沼周辺の新緑は早い。自然公園財団函館支部によると、新緑はヤナギから始まりモミジ、ブナの順に進み、これからはミズナラが芽吹く。
水面に映る新緑もきれいだが、同公園では遊覧船などが臨時休業しており、華やかなボートが陸で静かに出番を待つ様子とコントラストを描いている。
大沼名産のだんごを買いに来たという函館市日吉町の主婦(66)は「だんご屋さんが営業を頑張っていると聞いたので来てみたら、緑がきれいなので散策してみた。いつもの風景を楽しめました」と話していた。(山崎純一)