7月7日開催の「2019函館マラソン」に向け、函館マラソン大会実行委は18日、函館短大付設調理製菓専門学校で、走り終えた参加者向けイベント「おもてなしフェスタ」で振る舞うメニューの試食会を開いた。約40人が各メニューの試食を通じ、提供内容や手法を確認した。
全員に提供するのは函館牛乳、ガゴメ汁の2品。このほか、いかめし、ジャガバター、ガゴメと山ワサビのしょうゆ漬け入りジャンボおにぎり、持ち帰り用コメ「ふっくりんこ」、紅白餅(大福)、やきとり弁当お試しパック(串1本)の6品の中から1品を選ぶ。ジャガバター、おにぎりのどちらかにカール・レイモンのソーセージが付く。
今年は、雨で足元がぬかるんだ昨年の反省を生かし、会場を千代台公園陸上競技場多目的広場からオーシャンスタジアム外縁部に変更。函館らしさを出し、再訪してもらう願いを込め、新規メニューにやきとり弁当を加えるなどし「日本一のもてなしを目指す」(実行委)としている。
試食会で、市教委臨時職員の目黒菜摘さん(25)は「いかめしはイカが柔らかく、中のコメももちもちしておいしい」と笑顔を見せた。
市教委スポーツ振興課フルマラソン担当は「昨年はおいしいものを提供し、ランナーの満足度は高かった。ただ、足元がぬかるんで評価を3ポイントほど下げた。今年は改善策を講じ、ランナーに喜んで帰ってほしい」と意気込んでいる。(山崎大和)