JR函館駅構内に4日、恒例の「ジャンボ絵馬」がお目見えした。改札口前に置かれると、訪れた人が早速願い事を書き込んだ。
1982年から続く取り組みで、昨年は約2600人が願い事を書き込んだ。絵馬のイラストは同社社員が描いており、今年は中央に干支「亥(いのしし)」が登場。亥の手には「夢につき進め!」の横断幕、背景にはJR函館駅と特急「スーパー北斗」261系車両を添え、「合格祈願」の大きな文字も。
「サッカー選手になりたい」と絵馬に将来の夢を書き込んだ神奈川県川崎市の田村駿君(7)は「将来はクリスティアーノ・ロナウド選手のように」と話していた。絵馬は願い事を書き込む部分がいっぱいになると新しいものと交換する。同駅の高梨潤駅長は「たくさん用意してあるので、ぜひ多くの人に利用してほしい」と呼び掛けている。
2月15日午前10時まで同所に設置し、同日函館八幡宮へ奉納する。(野口賢清)