NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は13日、7月9日から始まる第29回公演のメーンキャストオーディションを、五稜郭櫻交流ハウスで開いた。17~72歳の男女15人が土方歳三やペリー提督など全13役の審査に挑んだ。
野外劇は、国の特別史跡・五稜郭跡を舞台に繰り広げられる函館の歴史ドラマ。今年は土曜が夜、日曜が昼の公演で、8月7日まで全10公演を行う。
オーディションの参加者は、中村理事長や松本啓演出部長ら5人の審査員の前で、感情を込めてせりふを読み上げたり、野外劇への熱い思いを語ったりして出演をアピールした。
審査結果は18日までに通知し、20日から稽古を開始する。同法人では引き続き、殺陣やダンスの出演者を募集している。問い合わせは同法人(☎0138・56・8601)へ。(金子真人)