フィンランド発祥の投てきスポーツ・モルックのアジア初となる「2024モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)は2日目の24日、函館市の昭和公園(昭和町)と函館高専(戸倉町)で予選リーグ戦が行われた。15の国と地域から集まった672チーム、約3350人が25日の決勝トーナメント進出を目指して熱戦を繰り広げた。
予選は4ブロック、96のグループに分かれ、1グループにつき7チームによる総当たりのリーグ戦。午前と午後に分けて行われた。
午前9時、「試合を始めます」の合図とともに拍手が沸き起こり、一斉に試合開始。どのチームも狙い通りにスキットル(点数の書かれた木の棒)を倒したり、50点に到達してゲームに勝利するとガッツポーズをしたり、「よっしゃー」と歓声をあげて喜びを分かち合った。
予選リーグを2位以内で通過した192チームは、25日に昭和公園で開かれる決勝トーナメントに進出。3~5位の288チームは同日に函館高専で開かれるフレンドリートーナメントに進む(準決勝、決勝は昭和公園で開催)。決勝戦はいずれも午後3時40分からの予定。
また、関連イベントとして、函館高専体育館で音楽フェス「レインボリーミュージックジャンボリー」が行われた。25日も実施する。(千葉卓陽)