【七飯】七飯町の蓴菜(じゅんさい)沼で6日、氷上ワカサギ釣りが始まった。悪天候により1日遅れでのスタートとなったが、初日は好天に恵まれ多くの家族連れが冬の風物詩を楽しんだ。
運営する大沼漁協によると、暖冬の影響で釣果は控えめで、例年に比べて大きい8センチ程度のワカサギが多い。来週以降は雪や気温が下がる予報もあり本格化するのではとみている。
毎年家族で訪れるという函館八幡小学校2年の半田愛実さん(8)は「大変だったけどやっと1匹釣れてうれしい。10匹釣るのが目標」と笑顔。同漁協の担当者は「エサをこまめに替えるのがポイント、大沼の生態系や氷上からの景色も楽しんでほしい」と呼び掛けている。
期間は3月初旬までを予定し、営業時間は午前8時~午後4時。遊漁料金(1日有効)は高校生以上800円、小中学生400円(幼児無料)。貸しざおセット(さお、仕掛け、餌、バケツ、椅子)は600円(1日有効)。このほか防寒着、長靴の貸し出しもある。
問い合わせは大沼漁協の担当者(080・4040・7575)へ。(中島遼泰郎)