函館市元町から国際的な視野を持った人材育成や国際交流事業などに取り組む北海道国際交流センター(山崎文雄代表理事)は、10月からロゴを一新した同センターの池田誠事務局長は「国際交流のつどい事業から36年が経過し、これまでのさまざまな取り組みが一応の達成をみる中で、さらなる変革を目指すため」と意気込みを新たにしている
同センターの英語の頭文字「HIF」を図案化したロゴは、これまでの小文字から大文字に変わり、緑、オレンジ、赤の3色に、黒が加わった緑は北海道の豊かな大自然、オレンジはホストファミリーや地域の人たちの心の温かさ、赤は多くの事業に取り組む時に必要な情熱のエネルギーを表しているこれらを踏襲しながら、それぞれの文字に加わった黒は、これまで培ったもの生かして、さまざまな地域課題に取り組む意志の象徴とした
ロゴの一新を機に、ホームページも大幅にリニューアルしたほか、フェイスブックページを立ち上げ、事業や活動の詳細をこれまで以上に分かりやすく伝えていく池田事務局長は「ネバー・ストップ・ザ・チェンジングの精神で、世代、男女などの垣根を越えた、さらなる変革を進めていきたい」と話している
HIFは、宗教や文化など、世界の人々のさまざまな背景の違いに理解を深めて認め合う「多様性を共に支えあう社会づくり」をテーマに、「国際交流のつどい」をはじめ「ホームステイプログラム」など国際交流、青少年の就労支援など人材育成と自立支援、情報発信に関する多くの事業を展開している(半澤孝平)