【札幌】全道の高校生が地域の食材を使った創作料理を競う「高校生チャレンジグルメコンテストinHOKKAIDO」(実行委主催)が11日、札幌市で開かれた道南からは上磯高と函館大妻高が出場上磯高が商品企画賞を受賞し、札幌市内のカフェで販売されることが決まった時折強い雨が降る中、両校の生徒は懸命に声を張り上げ、地元の魅力を存分にPRした
イベントは3回目で、1次審査を通過した10校が出場プレゼンや販売を行い、味や外観、接客態度などで来場者と審査員がジャッジした
初出場の上磯高は、北斗産のホッキ貝や豆腐、道南のブランド米「ふっくりんこ」などを使った「ホッキライスバーガー」を販売「豆腐とホッキがうまく融合している」と評価を受け、見事入賞を果たした
リーダーの平本健太君(18)は「良い経験になった新幹線開業後に新函館北斗駅で商品化できれば、売る自信はある」と笑顔商品は札幌市東区のカフェ「ベジタブルクロス」で今月中旬から11月まで販売される予定
函館大妻高は、食物健康科の3年生5人が挑んだイカのすり身をジャガイモで包んだいももちと、カレー風味のライスボールがメーンイカや野菜をふんだんに使用したスープと共に「道南コラボールセット」として提供した
リーダーの坂本志音さん(18)は「仲間と一緒に悩み、考え、一つのものを完成させたが、入賞できなくて悔しい来年は後輩に大賞を取ってほしい」と涙ながらに語った
最高賞の「チャレンジグルメ大賞」は三笠高の「メロンメロンスープカレー」が獲得した(稲船優香)