来年3月26日の北海道新幹線開業に合わせ、JR北海道が運行を始める函館―新函館北斗間を結ぶアクセス列車「はこだてライナー」で使用予定の車両が8日、回送のため五稜郭駅など道南を通過した
両は、札幌圏の通勤電車で使用している733系がベースで、ロングシートタイプ車体には新幹線車両「H5系」と同様、パープルをメーンカラーにライトグリーンの帯が入っている
この日、北海道に初上陸したのは3両編成が2本で、車体には函館運転所所属を意味する「函ハコ」の文字が表記されている6日に川崎重工兵庫工場を出たとみられ、札幌方面へ向かった
同列車は、新函館北斗駅を発着するすべての新幹線に接続し、1日16往復運行同区間17・9キロを最短17分で結ぶ見通しだ同社によると、通常時は3両編成(定員441人)で運行し、開業時や繁忙期は6両編成として輸送力の強化を図るとしている