【北斗】市が開設する七重浜海水浴場(七重浜1)が21日に今季のオープンを迎えるのを前に、17日、函館水産高校(亀山喜明校長)の生徒たちが、ブイの設置など準備作業を手伝った。
海洋技術科生産コースの3年生18人が授業の一環で協力。海水浴場を管理運営する「さざなみ会」(寺澤十郎会長)のメンバーとともに作業に当たった。
生徒たちはウェーダー(胴付長靴)を着用して海水に入り、ブイが等間隔に付いたロープを境界の位置まで引っ張った後、真っすぐに整えた。このほか、海中清掃も行い、3、4人のグループになって海面や海底に落ちていたごみを拾い集めた。
鎌田尚陽君(17)と佐々木蓮仁君(17)は「夏はいつもここで海水浴をするので、利用する人の安全を考えながら作業した。授業で学んだ技能で地域貢献できて、貴重な経験になった」と話していた。
同海水浴場の開設期間は8月19日まで。遊泳時間は午前10時~午後4時。8月13日は休場。
北斗市内ではこのほか、谷川地区遊泳場(谷好4)が26日~8月19日(8月12~16日休場)、石別地区遊泳場(当別)が29日~8月12日にそれぞれ開場する。(鈴木 潤)