道は、道内各地の飲食店で道産マイワシ、ブリ、ニシンを使ったオリジナルメニューを味わうことができる「とれてます!Oh!!さかなフェア」の第三弾「ニシンフェア」を函館市内1店舗で開催している。道内で旬を迎えたニシンを協力店舗でおいしく食べ尽くすイベントで、全道は86店舗が参加。28日まで。
函館のほか、小樽、札幌、旭川、北見、釧路、帯広、苫小牧の道内8都市と周辺の協力店で実施。第一弾のマイワシフェア(昨年9月)、第二弾のブリフェア(同10月)に続き、近年、道内で水揚げが急増するものの、消費が伸び悩むニシンに焦点を当てる。
ニシンは刺し身や塩焼き、煮つけなど、和洋中どんな料理にも合う万能選手。体に良いDHAやEPAなどの成分が豊富で、健康志向の人にもお薦め。
スマートフォンのGPS機能をオンにし、フェア参加店でアプリ内のスタンプ取得ボタンを押し、デジタルスタンプをゲットするスタンプラリーも実施中。スタンプ2個取得で骨まで食べられる柔らか一夜干しニシン20人、3個で骨まで食べられる柔らか一夜干しニシンと骨まで丸ごと一夜干しニシンの詰め合わせ5人、5個で道産海の幸セット1人が抽選で当たる。
リーフレット(基本編、応用編)を各4万4000部作り、スーパーでニシンを売る際に一緒に配る。基本編はニシンのチリソースなど3品、応用編はニシンなめろうハクサイ包みなど3品を掲載している。
函館での実施店は「究 函館宮前店」(宮前町)で「小樽獲れにしんそば」が食べられる。問い合わせは同店(0138・45・5676)へ。
道水産経営課は「道民にニシンの魅力を広め、消費拡大を図りたい」としている。詳細は特設サイト(https://ohsakana.com/)で。問い合わせは同課(011・204・5464)へ。(山崎大和)