函館地域産業振興財団などは16日午後2時から、道立工業技術センター(桔梗町379)で水産関連事業者のための競争力強化セミナー「食品製造に関するAI・IT技術の最新動向」を開く。同財団は参加を呼び掛けている。申し込み締切は9日。
函館の主力産業の水産加工業で、食の安全や人手不足への対応、未利用資源の活用などの課題、競争力強化に役立つAI(人工知能)技術といった最新動向を紹介する。
当日はアンリツインフィビス(神奈川県)の植山英弘さんが食品製造におけるX線検査装置を紹介するほか、ダイドー(愛知県)の谷崎彰さんによるロボットの最新動向について紹介する。また公立はこだて未来大未来AI研究センターの松原仁センター長が、食品製造におけるAI活用の可能性を解説する。
参加無料で定員は50人。希望者は電話もしくは同財団のホームページ(http://www.techakodate.or.jp/)から申込書をダウンロードのうえ、ファクス(0138・34・2602)で申し込む。問い合わせは同財団研究開発部研究支援課(0138・34・2600)へ。