函館港まつりは2日、メインイベント「ワッショイはこだて」の十字街・松風コースが行われた。強い日差しが降り注ぐ中、約9000人の力強い踊りや東京ディズニーシーのキャラクターたちが大勢の市民や観光客を魅了した。
出発式では実行委の渡邉兼一会長が「ゴールまで最高の踊りとパフォーマンスで大いに盛り上げて」と鼓舞。58団体計8835人が豊川広路をスタートし、松風町までの約1・4キロを「函館港おどり」や「函館いか踊り」の音に乗って練り歩いた。
東京都港区の会社員広田浩輔さん(35)は「初めて港まつりに来たが、壮観の一言。素晴らしい」と笑顔。妻のみゆきさん(31)も「踊り手が楽しそうで、こっちも楽しくなりますね」と話していた。
3日は午後4時半から堀川・五稜郭コースを行い、約1万2000人が華やかな踊りを披露する。(稲船優香)