道南地域のグルメをテークアウトで楽しむ「フードフェスタミニ」が20日、函館朝市ひろば(若松町9)2階イベントスペースで始まり、お目当ての商品を求める市民らでにぎわった。21日まで。午前9時~午後2時。
「はこだてフードフェスタ2021」(実行委主催)の関連イベントで市内近郊の8店舗が出店。cafe&deli MARUSENの「シーフードドリア」や、コッぺん道士の「黒トリュフとチーズの塩パン」、らむ若の「三種の味付けジンギスカン弁当」など自慢のメニューがずらりと並んだ。また、函館短大付設調理製菓専門学校の学生による「アップルパイ」も限定発売され、開場と同時に行列ができる人気ぶりだった。
松前町石山漁業部の「岩のり」を買い求めた市内在住の西野悦子さん(72)は「毎年フードフェスタを訪れているが、昨年は新型コロナの影響で中止になって残念だった。さっそく昼食に〝のりだんだん〟(岩のり弁当)を作って、海の幸を味わいたい」と話していた。
最終日は函館短大食物栄養学科の学生による「カレーチキン&さばまよ弁当」を30食限定で販売する。また、市内各店舗で特別メニューを飲食やテークアウトで提供するはこだてフードフェスタは、28日まで行われている。詳しくは同フェスタホームページ(https://hakodateーfoodーfesta.jp/)へ。(小川俊之)