函館の冬の一大イベント「はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)は25日、最終日を迎えた。午後8時に雪が舞う中で最後の花火が打ち上がり、多くの来場客がクリスマスの夜を楽しんだ。
最終日は午後6時前から歌手やロックバンドのライブ、市内で活躍するダンスグループなどが出演。最後はゴスペルグループ「Che☆llow」が歌を披露し、クリスマスファンタジーのステージを締めくくった。
市内の女子高生(17)は今年3回目の来場。友人と同じサンタクロースの帽子を身に着けて写真撮影を楽しみ、「いろいろなアーティストの演奏が聴けるのとクリスマスの雰囲気が味わえるのがいい」と話していた。
ステージ近くのスープバーは最終日も行列ができ、来場客が冷えた体を温めた。高さ約20メートルのツリーは26日午前2時に消灯し、25日間のイベントが閉幕した。(深津慶太)