函館自動車学校(川原町19)の交通安全フェスティバル「第16回函自祭」が16日、同校で開かれた。多くのイベントが行われ、家族連れなどを中心ににぎわった。
同校が、卒業生と地域住民への感謝の気持ちと交通安全の願いを込めて毎年この時期に実施。
教習に使用しているシミュレーターやシートベルトコンビンサーなどを自由に体験できるコーナーは、順番待ちの行列ができる人気ぶり。また函館バスの協力で、本物のバスの運転席に座るコーナーも好評を集めた。制服と帽子を身に着けバスのハンドルを握った大縄町の近藤竜志ちゃん(5)は「運転手に憧れていたのでとてもうれしかった」と笑顔を見せていた。
このほか、イベントステージでは函大付属柏稜高校のチアリーディング部や函大付属有斗高のマーチングバンド、函館短大のエアロビクスダンス部などによる華やかなパフォーマンスが披露されたほか、一般参加によるフリーマーケットもにぎわいを見せていた。(小川俊之)