鉄道グッズ販売や函館の路面電車の資料を展示する「はこだて電車まつり」が26日、函館市若松町のキラリス函館2階特設会場で始まった。市電トロッコ「レトロッコ號」やミニ新幹線乗車体験、鉄道グッズ約500点の販売、市電関連品の展示など、子どもたちから鉄道ファンまで幅広く楽しめる。
同ビル3階のはこだてみらい館の主催で、市企業局交通部、旧WAKOビルで過去に函館店を営業していたことのある鉄道ショップ「カラマツトレイン」(札幌)の共催。
市電トロッコは箱館ハイカラ號風の外観で、NPO法人「函館市電の熟練工の技を伝える会」が市電と同じ幅のレールで約30メートルの直線コースを設置した。タイミングが良ければ、駅前通を走る市電を見下ろしながら〝併走〟もできる。
カラマツトレインは乗車できるミニ新幹線、「プラレール」で遊べる電車タウンコーナー、全国各地の鉄道グッズを集めた販売コーナーを設置。景品が当たる「鉄道射的」やあみだくじもある。新幹線乗車や射的などは有料(100~300円)。
8月19日まで、午前10時~午後5時。入場料は小学生以上300円、未就学児無料。問い合わせはみらい館(0138・26・6000)へ。(今井正一)