はこだてみらい館(キラリス函館3階)で9月3日まで開催中の企画展「あそぶ!ゲーム展 ステージ1ミニとつくるゲーム展」に合わせ、家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の全盛期にブームをけん引した高橋名人が15日、同館に登場し、軽妙なトークと自慢の技で会場を沸かせた。
ゲストして来館した高橋名人は、ゲームの歴史を振り返りながら、自身が最初にプレイしたのはブロック崩しゲーム「ブレイクアウト」だと紹介。「ゲームの始祖鳥のような存在で、ここから派生してあらゆる作品が生まれた」と話した。
続けて、会場で展示しているアーケードゲームを実際にプレイ。シューティングゲームの「ザクソン」で、1秒間に16回ボタンを押す必殺技の「16連射」を繰り出すと、詰めかけた子どもたちから歓声が上がった。このほか、名人はゴムでっぽうなどをつくるワークショップで講師を務め、参加者と触れ合った。(山田大輔)