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熊本復興、江差から願い 姥神大神宮渡御祭開幕

 【江差】370年余りの伝統を誇り、道内最古の祭りとされる姥神大神宮渡御祭が9日、町内一円で始まった。10、11日は大神宮のみこしに13台の山車(やま)が付き従い、町内を巡行する。
 江差の人口が5倍に増えると言われるほど、今年も祭りをこよなく愛する人々が集結。初日は青空の下、魂入れ後の山車が笛や太鼓の祭りばやしに合わせて地元を練り歩いた。
 本町の山車「清正山(せいしょうざん)」の人形は、熊本城などを築いた初代熊本藩主の加藤清正公。4月の熊本地震を受けて、本町では団結して被災地の復興を支援しようと募金活動を展開し、人形を展示した函館空港でも多額の募金が寄せられた。祭礼中も本町商店街に募金箱を置き、町社会福祉協議会を通じて善意を熊本に届ける。
 頭取の若狭巧さん(48)は「気が引き締まる思い」。東京の会社員、冨江由起さん(28)は「休みをとって祭りに参加できるよう1年間仕事を頑張ってきた。天気も良くて晴れ晴れした思い」、青森から参加した女性(24)も「5年ぶりだが、すぐに地元の皆さんと親しくなり、古里を離れていた分の時間と距離があっという間に縮まった」と声を弾ませていた。
 本祭の10日は、午後1時ごろから「下町巡行(したまちじゅんこう)」。いにしえ街道を巡り、同8時ごろには愛宕町商店街に山車が並ぶ。同9時半ごろからは大神宮で、巡行を終えたみこしを拝殿に納める「宿入之儀(しゅくいれのぎ)」を行う。
 最終日の11日は正午ごろから「上町巡行(うえまちじゅんこう)」。海岸沿いから市街地に入り、午後9時ごろには山車が新地町の繁華街に集結、祭りの熱気がピークを迎える。(田中陽介)










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