将棋の「伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦七番勝負」(新聞三社連合主催)第2局は18日、函館市湯川町1の「湯元啄木亭」で対局を再開し、午後5時40分ごろ、97手で挑戦者の渡辺明九段(40)が藤井聡太王位(21)=竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=に勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。
午前9時、前日に渡辺九段が封じた53手目「3四同角」が開封され、指し継がれた。次第に渡辺九段のペースになる中、午後0時半ごろ昼食休憩となり、藤井王位、渡辺九段ともラーメンを注文した。
午後からは渡辺九段の攻めに対し、藤井王位が受ける展開に。渡辺九段が優位な形を広げ、89手目に渡辺九段が駒音を響かせた一手から勝負を決めに入った。
終局後、大盤解説会に集まった約300人のファンに対し、渡辺九段は「1局目(6~7日)と似たよう将棋でつかみどころが難しかった。きょうの昼ごろから攻めが効果的になり、1勝できた。3局目以降も頑張りたい」と決意を新たにした。藤井王位は「1日目の封じ手に入るころが難しく、うまくいかなかった。2日目は厳しくなったので、次は冷静に頑張りたい」と巻き返しを誓った。
第3局は30、31の両日、徳島市の「渭水苑」で行う。(山崎純一)



